TOMIX キハ187系 整備,カプラー交換

ずいぶん前に購入したままほったらかしにしていたTOMIXのキハ187系ですが、やっと整備に着手します。.

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1枚目が10番台の「スーパーおき」3両セット(92580)で、2枚目が500番台の「スーパーいなば」2両セット(98011)です。両方のセットともトレインマークシールと列車無線アンテナ・信号炎管パーツが付属しますが、あらかじめ車番が印刷済みとなっている「スーパーおき」セットには車番インレタは入っておらず、「スーパーいなば」セットにだけ入っています。
車番ですが、
 10番台[印刷済み] キハ187-11,12,1011(動力車)
 500番台[インレタ] キハ187-501~504(動力車),キハ187-1501~1504
になっています。

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トレインマークシールは10番台セット,500番台セット共通で、「スーパーくにびき」,「スーパーいなば」,「スーパーまつかぜ」,「スーパーおき」が収録されています。先ほど書いたとおり、インレタは500番台セットのみに付属します。

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今回の製品は前回品から品番が変更されて仕様変更がなされていますが、前回品と比較して側面ロゴマークが印刷済みになっています。ほかに目立つのは室内の座席の背もたれ部分の表現が新たに追加されています。前回品は室内がのっぺらぼうでした。床板の上端が窓の下端より上にあるのは相変わらずですが。あと、10番台セットの構成が2両セット+増結用単品から3両セットに変更されており、車番が印刷済みになっています。

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とりあえずレールに乗せてみましたが・・・。トレインマークは前回品と同じく非点灯です。ライトはオレンジ色のLEDですが、どうしても交換しなければと思うほどの色調ではなく、私としては許容範囲内です。(使用されているLEDはチップLEDです。)
あと、2枚目の実車の写真と比べると模型の方は運転台下のダミーカプラーに1段電連がありません。また、中間連結器がアーノルドカプラーで連結間隔もそれなりに広いので、説明書指定のボディーマウントTNカプラーに交換してみます。

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TNカプラーはJC6324を使います。

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運転台直下のダミーカプラーはTNカプラーに入れ替えるだけですが、中間連結器は台車のカプラーポケットをカットした上でボディーにTNカプラーを装着しなければいけません。動力台車と付随台車では内部のギアの数が異なりますが、部品共用化のためか外観は同じで写真のようになります。1枚目の写真のカプラーポケットをカットして2枚目の写真のようにするのですが、黄色の丸印の部分はバリをきちんと取っておかないと、車体に取り付けたTNカプラーと干渉しますので注意してください。台車は分解しないと作業が難しいので、分解時にギア等の部品をなくさないように気を付けてください。

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TNカプラー化後の中間連結部分の写真です。黄色の丸印内の部分でTNカプラーと台車が干渉していないかを確認してください。

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1枚目の写真の上がTNカプラー化した中間連結部分の間隔です。下がアーノルドカプラーのままの間隔です。
2枚目の写真が運転台下のカプラーの比較ですが、左がTNカプラー化したもので、右がダミーカプラーのままです。正直なところどちらでもいいような・・・。

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次にアンテナ類を取り付けます。列車無線アンテナは問題ないのですが、信号炎管は苦労しました。付属の治具を使うと信号炎管が暴れてかえって取り付けにくかったので、結局は先端に両面テープを巻いたピンセットで取り付けました。

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トレインマークとインレタを貼り付けた整備後の写真です。
1枚目がキハ187系10番台「スーパーおき」改め「スーパーまつかぜ」です。2枚目がキハ187系500番台で、商品名通りに「スーパーいなば」のままとしました。キハ187系は黄色の帯がビビッドでなかなか格好良いです。これで無事に整備が終了しました。