TOMIX キハ120形(三江線・三江線神楽号) 入線・整備

最近発売されたTOMIX 98989 JR キハ120 300形ディーゼルカー(三江線・三江線神楽号)セットが入線しました。
廃線から3ヶ月が経過しており発売時期を逸してしまった感はありますが、欲しい人は昨年の発表段階で事前に予約しているので、関係ないのかもしれません。


セットものに一緒に入っていたということはありましたが、Nゲージのラッピング車両を狙い撃ちで購入することは初めてになります。
付属品はライトスイッチ用のドライバーのみです。

 
ラッピング車は綺麗な印刷です。1枚目の写真の右がトイレのある側です。
前面の表示の「三次」と「ワンマン」は印刷済みです。
車番ですが、ラッピング車はキハ120 310、通常色車がキハ120 309です。
キハ120 310がM車ですが、キハ120 309との下回りの入れ替えで簡単にT車化ができます。

 
模型の室内灯とヘッドライトは白色です。

 
しかし、実車の室内灯は普通の蛍光灯ですが、ヘッドライトは電球色が正解です。


そこで、ライトユニットの白色LEDやライトレンズにマッキーのオレンジやライトブラウンとかMr.COLORのクリアオレンジを塗ってみたのですが、色味が全然駄目だったので、仕方なく白色LEDを電球色LEDに取り替えることにしました。
ライト基板上の矢印の先の部品がヘッドライト用の白色LEDで、これを取り替えます。


ヘッドライトが電球色になりました。

 
次にステッカーを貼りますが、富士川車両工業製のステッカー「5112 方向幕・表記ステッカー キハ120三江線・山陰線用」を使用します。
以前は「5112 方向幕・表記ステッカー キハ120三江線用」として発売されいましたが、同じ品番で内容が改訂されていますので、購入する場合は注意が必要です。
今回購入した「三江線・山陰線用」の収録内容は、
前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共)
・出雲市,浜田,江津(ローマ字表記共) 各2個
行き先
・出雲市,太田市,江津,浜田,益田,三次,口羽,浜原,石見川本,試運転,回送 各5個
・仁万,西出雲,出雲市,太田市,江津,浜田,益田,三次,口羽,浜原,石見川本(ローマ字表記共) 各5個
その他
・優先座席 9個 
・「ワンマン運転時」説明 車体用 15個
・「ワンマン運転時」説明 ドア用 18個
・ステップに立たないで下さい。 18個
・指づめ喚起表示(左右) 各10個
になります。
なお、ステッカーには説明書が付いていますが、ネットで実車の写真を探した方がわかりやすいです。

 
キハ120 310と309の実車のドアステッカーの写真です。どちらもトイレ側の側面です。
指づめ喚起表示は、2両とも指先がドアの中央側を向いていますが、ラッピング車のキハ120 310の方は指づめステッカーの指先が白▲マークです。富士川車輌工業のステッカーは赤▲マークですが、極小サイズなので気にせず貼ってしまうか悩みどころです。また、310と309で貼り付け高さが違ったりと微妙に個体差があります。


ちなみに昨秋のキハ120 325です。キハ120 309と比較すると、指づめステッカーは位置だけで無く親指のデザインや方向も異なります。また、「ワンマン運転時」の説明ステッカーにも違いがあります。
とにかく、キハ120のステッカーは車両毎だけでなくドア毎に違ったりするので、凝り出すと面倒くさいです。(^^;

 
貼ってみました。
「ワンマン運転時」の説明ステッカーの車体用は、すでに車体に印刷されているので使いませんでした。
キハ120 310の指づめステッカーは実車に貼られているステッカーのデザインに合わせて自作してみましたが、小さすぎて効果は限定的です。


行き先は、先に入線したキハ120 311と317に取り付けていたステッカーをこちらに移して浜原行きにしました。
昨年8月21日の三次駅19:34発の浜原行き最終列車で436Dになります。


浜原駅で撮った実車のキハ120 310とキハ120 309です。昨年8月22日の6:00頃の写真で、6:20発の浜田行きの始発列車です。列車番号は420D(江津から375D)になります。
現在、写真と模型とを見比べながら想い出に浸っています。
それでは。<(_)>