三江線(2)長谷駅他訪問

昨日はINAKAイルミに行きましたが、折角なのでもう少し三江線を撮っておこうとウロウロしました。

 
3時に起きて尾関山駅までやってきました。
今朝は結構な霧が出ています。

 
5:41分発浜田行きの422Dが狙いです。狙いと言っても撮影ではなくて乗車です。
乗客は40人足らずで、席は空いていました。編成は、浜田←キハ120-321 313でした。

 
列車は自転車と良い勝負ではと思うくらいゆっくりと走り、20分足らずで船佐駅に到着です。
船佐駅の駅前の写真を撮りましたが、何も写りません。(^^;


さて、江の川沿いを三次方面に歩いて戻ります。


30分ほど歩くと目的地の長谷駅に着きました。さっき乗った列車は長谷駅を通過してしまうのです。
着いたときはまだ暗かったので、写真は明るくなってから撮りました。

 
想像していたよりも立派な佇まいです。

 
待合室です。かなり広いです。Wikipediaに依ると、このあたりの廃校になった学校に通っていた生徒が三次方面の学校に通うために設置された駅ということで、当時のこの待合室にはこども達がたくさんいたのかもしれません。(設置は昭和44年とのこと。)昔のダイヤは調べていませんが、現在は1日5本しか停まりません。三江線内で唯一通過列車が設定されている駅で、最も列車本数が少ない駅です。

 
三次方と江津方です。


ホームの江津方には床に木の板を敷いた箇所があります。穴でも開いたのでしょうか。


さらに江津方には、フェンスの向こうに昔のホームと思われる構造物があります。
だとしたら元は結構な有効長だったようです。


浜原始発の421Dが定刻の7:19にキハ120-312の単行でやってきました。これに乗車します。
平日の朝なのにこの駅から乗った人は他にはいませんでした。残念ながらこの駅の役割はもう終わっているのかもしれません。
乗客は15人くらいで、学生さんがちらほらと行った感じです。半分以上は観光客だと思います。

 
尾関山駅に戻ってきました。

 
尾関山駅の駅舎の写真です。玄関側とホーム側です。
次は香淀駅まで北上します。

 
香淀駅に着きました。おしゃれな駅舎です。


ホーム上の待合スペースは古びています。これが昔の姿だったのでしょう。

 
三次方と江津方です。

 
しばらくすると江津5:53発の423Dが鉄橋を渡ってやってきました。車番は前から309と314でした。
写真は残念ながら電線が被ってしまいました。

  
三次駅に向けて香淀駅を定刻に出発した423Dです。


さらに北上して浜原駅にやってきました。
途中、色づいた山々の間を流れる江の川の景色を楽しみました。
(綺麗すぎて写真を撮るのも忘れていました。)

 
江津方と三次方です。車両の姿はありません。

 
駅前の全通記念の碑とホームの「ありがとう」横断幕です。何だか対照的です。


少し逆戻りになりますが、近くの浜原ダムにやってきました。
地元の人の話では、このダムができてから鮎が捕れなくなったとのことでしたが・・・。

 
近くに行くと明塚発電所竣工記念碑がありました。なんだかんだ言ってもこのダムにもそれなりの使命があったのでしょう。(明塚発電所には浜原ダムから送水しています。)

 
粕淵駅まで戻ってきました。
商工会館が併設されており立派な建物です。
窓口の営業も委託されているようで、平日の日中はきっぷが買えます。

 
三次方と江津方です。駅はカーブの途中に位置します。


ホームの駅舎側です。昔は交換可能駅だったようです。

 
歩いてすぐのところに江川第一橋梁があります。
この鉄橋は歩道が併設されており、線路の横を歩いて川を渡れます。
歩道は鉄板製で、ところどころに穴が開いていたりしますが・・・。

 
待っていると最混雑列車で名高い石見川本行きの424Dがやってきました。
遅れて来ることを覚悟していましたが意外にも定刻でした。

 
車番は前から314と309です。先ほど香淀駅で撮った423Dの折り返しです。
車内は寿司詰めという感じではなかったようですが、詳しくは分かりませんでした。

 
帰りは出雲大社に寄りました。
しめ縄がデカい。ww


しまねっこの頭についているのはこれみたいですね。


所々にかわいらしいウサギさんがいます。探して上げて下さい。


最後に一畑電車の電鉄出雲市駅で撮った最新車両の7000系です。
前から7002と7001のペアでした。

 
さてさてお土産ですが、梅しそ番茶とねこまんまの味噌味と野菜白湯味です。
ねこまんまはアルファ化米使用と書いてあるのでお湯で戻して食べるようですね。
後は定番の出雲そばです。

 
最後にINAKAイルミ会場で買った日和高原ミルクジャムと紫蘇羊羹です。
羊羹には「ありがとう三江線 さようなら三江線」と書いた紙が入っており、もうすぐ廃線になるんだなぁと改めて思います。仕方ないこととは言え、記憶のピースが消えていくのは寂しいものですね。
これで今回の三江線紀行?は終わりです。
それでは。<(_)>
2017年11月27日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人