KATO 117系 旧製品 改修3

前照灯と尾灯のLED化の件ですが、ネタ切れやはり気になったので着手しました。(^^;


元の状態です。
電球云々という以前に前照灯と尾灯間の盛大な光漏れが気になります。


今回使用したのはエルパラさんで購入したLEDです。
前照灯には電球色を、尾灯には白色を使用しました。
最初は前照灯も白色LEDを使ってプリズムをマッキーで着色して試してみましたが、マッキーの塗り方によって色味が異なってしまい、4両分の個体差の調整が面倒になったので、電球色のLEDを使用することにしました。

 
1枚目の写真は元のライト基板の屋根側から見た写真で、左が尾灯用、右が前照灯用の電球になります。
2枚目の写真は基板上の部品を取っ払った直後後の写真です。(ハンダのお掃除前の状態です。)


LED等の部品を取り付けた状態の写真です。電流制限抵抗は1kΩにしています。
行儀が悪いのですが、リード線同士を半田付けしたりしてセオリーを無視した作りです。
というのも、基板の裏面側にリード線の切り端を出すと、床板の集電板に接触しそうで気持ちが悪く、極力リード線の端を部品取り付け面で処理したからです。また、写真の基板上下端の中央部は車両側のライトケースの基板押さえに干渉するので、それを避けたためでもあります。
なお、ライトの導光材が偏心していることから、導光材の通過後の光量に左右差が出る対策として、気休めにLEDをハの字に取り付けています。

 
ライトケース内部の黄色丸印部分にあからさまに隙間がありますので、ライト基板を取り付ける前にセメダインのラピーテープで遮光をしておきます。


車両を組み立てて完成です。
前照灯と尾灯間の光漏れもなくなりました。
室内への光漏れは気にしていないので修正していません。
(ラピーテープをあちこちに貼っていくとある程度の光漏れは防げますが、完全には無理でした。)


これで117系の一連の作業は終わりです。
前面の「新快速」マークを光らせる改造をしている方もいらっしゃいますが、そんな技術と根性は持ち合わせていませんので手を出さないことにします。
それでは。<(_)>