TOMIX 321系 スカート交換

今日はTOMIXの321系のスカートをいじります。

16051203
今は生産中止となっているTOMIXの321系1次車セットです。品番は92304(基本)+92305(増結)だと思います。 現行製品の2次車もそうなのですが、前面スカート部分が手抜きっぽいです。(スカートがのっぺらぼうなのがわかるでしょうか。)

16051201
実車の写真です。スカートに何本かの黒い継ぎ目(隙間)が見えます。これを1/150スケールに落とし込むと確かに無視できるほどの継ぎ目であり、手抜きとは言い過ぎなのですが、実際に本物の車両を目の当たりにすると意外に目立つのです。321系はKATOからも発売されていますが、そちらはしっかりと継ぎ目がモールドで表現されています。
16051202
しばらくの間、カッターで筋を入れる等の加工方法を検討していたのですが、失敗しそうで手をこまねいていました。ところが最近、ネットを巡回しているとKATO製321系のスカートのASSYパーツが発売になっていたので、ポチってしまいました。
16051204
それでは取り付けを試みます。まず、スカート部分をばらします。
16051205
最悪の場合は接着剤で固定することを考えていたのですが、ASSYパーツのスカートの爪が無加工でTNカプラーに引っかかりました。このままだとスカートが若干お辞儀しているのですが、ボディーをはめ込むと真っ直ぐになります。
16051206
ボディーをはめ込んだ後、念のために木工用ボンドで補強します。
16051207
左が加工前、右が加工後です。いい雰囲気になったと思います。
話は変わりますが、TOMIXの悪い癖でこの1次車は客用扉横の手動開扉ボタンがインレタ表現となっており、写経をするかのごとく1編成で56箇所も転写作業をしなければならないという曰く付きのモデルです。さずがに最近発売された2次車は印刷済みとなっているようですが、中古屋で見かけて購入されるときは注意しましょう。(^^;