TOMIX キハ183 3550番台 ロールマーク式化

今回のお題は、TOMIX 92781他 キハ183-2550系特急ディーゼルカー"HET"セットのうち、先頭車になるキハ183-3550番台のヘッドマークのロールマーク式化(幕式化)です。

 
当社では以前からTOMIXのキハ183系2550番台を所有しており、結構お気に入りだったりします。ただ、近年の実車のヘッドマークがロールマーク式であるのに対して模型は交換板式であることがずっと気になっていたのですが、最近TOMIXからロールマーク式のキハ183系500番台の発売がアナウンスされので、一念発起して改造に着手することにしました。


改造にはトレジャータウンさんのエッチングパーツの「TTP246 キハ183系貫通扉」を利用します。改造と言ってもパーツに色を塗って貼り付けるだけですが。
車体の渡り板のモールドを削れば渡り板を下ろした姿も再現できるとのことですが、そんな度胸はないので渡り板を上げたままの姿にします。渡り板を上げた姿の場合は1枚のパーツ板に2個の貫通扉が収録されています。(渡り板を下ろした姿の場合は3個です。)なお、当社にはキハ183は3両在籍していますので、2枚のパーツ板が必要になります。

 
ものすごく歪みやすいので慎重に切り出し、ヤスリでバリ取りを行います。色を塗る前に切り出したパーツを車両に置いてみましたが、「おぉ。」といった感じです。

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塗装したものを貼り付ける前に、自作のヘッドマークを貼っておきます。ホワイトラベルにカラープリンタで印刷しました。実車でもそうですが、元の交換式のときよりも絵柄は少し小さめにしておきます。


次に塗装した貫通扉を木工用ボンドで接着しました。Hゴムが綺麗に塗れていませんがご勘弁を。ちなみに貫通扉にはMr.カラーで薄いグレー系に調色したものを、Hゴムにはタミヤエナメルのダークシーグレイを塗っています。最初はHゴムに水性ホビーカラーを使ったのですが、はみ出したときの拭き取り性が悪く、結局のところ貫通扉ごと再塗装をする羽目になりました。


加工前と加工後のお顔です。それっぽくなっています?
Hゴムは無理に塗らなくても良かったかも。

 
できあがりです。今風のお顔になりました。やはりHゴムへの色入れが難関ですね。
ともかく、元旦早々からのエアブラシ作業も一息つきました。

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