TOMIX 583系 整備

N小屋さんのシート類の貼り付け(←クリックして下さい。)に引き続き整備を続けます。
今回はインレタと方向幕等の貼り付け、パーツの取り付けです。

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所有しているTOMIXの583系(国鉄色)はすべてオークションで入手しており、特にクハネ583の屋根には列車無線アンテナ用の穴が開いているのでこれを埋めます。
コテライザーが不調(←クリックして下さい。)だったので、ガスコンロであぶったプラ棒を瞬間接着剤と一緒にアンテナ穴へ突っ込みます。

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平滑処理をして、調色した灰色を塗ったらできあがりです。

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いきなりですが、インレタと方向幕等を貼り付けました。
クハネ581の編成は「なは」、クハネ583の編成は「ゆうづる」に仕立ててあります。
方向幕と種別サボはペンギンモデルさんのステッカーです。拡大すると各辺に隙間が有りますが、普通に見る分には分かりません。
号車札は自作です。市販の白無地ラベルに印刷しました。
インレタは製品に付属しているもので、TOMIX特有の座布団インレタです。車番は79年と80年の国鉄電車編成表から決めて、インレタシートから数字を拾い集めて貼り付けています。最初は必要な文字や数字をシートからカットして貼り付けていましたが、なかなかうまくいかないので、座布団でつながっている不要な部分をあらかじめ平刃で削り取って必要な部分を貼り付ける方法に変更すると、意外にすんなりできました。もちろん、JNRマークと「★★」マークも貼り付けています。
インレタ収録内容は、
 クハネ581-10,24,33,37 各3
 クハネ583-8,17,24,28,30 各3
 モハネ582-91,92,94,95,96,97,99,100,101,102,103,105,106 各3
 モハネ583-91,92,94,95,96,97,99,100,101,102,103,105,106 各3
 サハネ581-31,40,46,52,56 各3
 サロ581-21,29,32 各3
 サシ581-2,6,17 各3
 バラ数字 1-0 各6
 JNRマーク 6
 グリーンカーマーク 4
 旧1等級表示「1」 4
 寝台種別マーク「★★」 36
でした。
バラ数字は1から0まで3文字ずつ一括して2本の座布団の上に配置されており、迂闊に転写するとびろーんと長い座布団にいっぱい数字がくっついてきますので注意してください。(最近の付属インレタは改良されているようです。)

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方向幕と種別サボのステッカーと自作の号車札に使った白無地ラベルです。ステッカーはペンギンモデルさんからWeb直販で買いました。

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次はパーツの取り付けですが、1枚目がクハネ581+サロ581、2枚目がクハネ583+サロ581です。
それぞれクハネにはホイッスル、サロにはラジオアンテナを取り付けますが、クハネ583には常磐無線アンテナも取り付けます。
ラジオアンテナを装備したモハネ583もあったようですが、資料が見つからなかったので取り付けていません。
こうして見ると先ほど塗装したクハネ583の屋根の色が少し違いますね。テストピースで色味を見ながら調色したのですが難しいものです。
艶の具合はバッチリだったので、肉眼で見ている分には気になるほどの違いはないのですが・・・。

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トイレタンクと流し管を取り付けます。すんなり行くかなと思ったのですが思わぬ障害がありました。
編成中でサシ581だけに流し管パーツを取り付けるのですが、説明書の絵と実際に付属している流し管パーツが違います。これでは流し管パーツの取り付けが出来ないので明らかにエラーです。といっても製品自体がオークションでの入手品なのでメーカーに文句を言えるはずもなく、手持ちの485系セットから余剰になっている正規品を拝借して取り付けました。所有している583系は相当昔の製品のなので、現在の製品は修正されていると思います。

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スノープロウですがクハネ583にだけ取り付けました。スリットタイフォンのクハネ581には取り付けられていなかっただろうと予想したからです。
連結器カバーもクハネ583にだけ取り付けています。この連結器カバーは非常に外れやすいので接着剤での固定が必須です。今回は木工用ボンドを使用しました。

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最後にトレインマークです。クハネ581は標準装備の「彗星」も好きなのですが、別売りの「なは」に取り替えましました。これが走っている頃は「なは」が地名だなんて知らなかったので、「なは」って何それおいしいの?状態で走り去る姿を眺めていただけなのですが、デザイン的には好きなトレインマークで深く印象に残っているからです。
車番は1979年の国鉄電車編成表から、西鹿児島←Tnc28,M'n86,Mn86,Tn44,Ts18,Td18,M'n17,Mn17,Ts45,M'n90,Mn90,Tnc39にしています。(⇒'79年には耐寒耐雪改造によりクハネ581がシャッター付きタイフォンになっていたようなので変更しました。(←クリックして下さい。))
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クハネ583には、こちらも別売りの「ゆうづる」を取り付けました。「ゆうづる」はJR化されてからも583系が使用されており、実際に乗車したこともあります。本当のところ東北縦貫方面には「はくつる」「八甲田」を使うことが多かったのですが、赤いヘッドマークが美しく印象的で強く記憶に残っているのでチョイスしました。
車番は1980年の国鉄電車編成表から、上野←Tnc20,M'n91,Mn91,M'n94,Mn94,Ts23,Td6,M'n83,Mn83,M'n28,Mn28,Tn36,Tnc9にしています。

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とりあえず、長年の懸案(塩漬け)だったTOMIX 583系の整備が終わりました。手間は非常に掛かりましたが、記憶に残る列車を蘇らせることが出来て満足です。