TOMIX キハ47 500・1500番台 0・1000番台化

以前のキハ48に引き続き、TOMIX キハ47 500・1500番台を0・1000番台に改修してみます。
改修といっても、例によって台車の交換だけですが。


対象は、92165 キハ47 500形ディーゼルカーセットが2つです。
今となっては、購入当時に何を思って500・1500番台をチョイスしたのかわかりませんが、何とももったいない話です。


交換する台車として、分売パーツの0443(M車用)と0074(T車用)のDT22系を用意します。


台車交換のついでに付属品も取り付けていきます。
なお、転写シートには、
 キハ47 22,31,50,66,104,113,145,187,188,189 ×各3
 キハ47 1003,1028,1044,1087,1109,1110,1129,1130 ×各3
 キハ47 501,502,507,508,509,510,514,515 ×各3
 キハ47 1503,1504,1506,1507,1509,1510,1519,1520 ×各3
 JRマーク ×7
 キハ47,キハ47 1,キハ47 5,キハ47 15 ×各3
 1~0のバラ数字 ×各10
が収録されています。


台車の比較です。上のDT44系を下のDT22系に交換します。

 
運転台側の台車には、あらかじめ台車排障器を取り付けてから交換します。

 
また、運転台と反対側の台車を外したときにエアタンクを取り付けます。


台車交換および台車排障器とエアタンク取り付け後の写真です。
先にT車に手を入れましたが、M車についても手順は同様です。

 
続いて前面の穴にタイフォンと信号炎管を取り付けます。
タイフォンはA~Dタイプの4種類が付属していますが、実車の写真を調べてCタイプを選択しました。
また、それぞれLとRの区別がありますが、運転席に座ったときに左がLで、右がRになります。


パーツを取り付けると凜々しくなりました。


車番を転写し、幌枠と前面方向幕を取り付けてできあがりです。
車番は転写シートから数字を拾って1980年代前期の福知山区のものを作りました。写真の左から37,1024,165,1108です。キハ47 0番台についてはもともと屋根上水タンクの細部の作り込みがエラーのようですが、初期に製造された車両の水タンクは明らかに形状が異なるので、車番の採用を避けています。


幌枠は下り方に取り付けられていましたが、車両の方向については手持ちの1985年の写真(旧保津峡駅)で、京都← <キハ47-0 <キハ47-1000 キハ47-0> キハ47-1000> →福知山 になっており、0番台や1000番台が必ずどちらにお顔を向けているとか、0番台と1000番台で必ずユニットを組んでいるという決まりはなく、意外と自由な組み合わせのようです。今回はネットで実車の写真を確認しつつ、キハ47-37とキハ47-1108に幌枠を取り付けてみました。
前面方向幕は「快速」と「普通」を取り付けました。「普通」は青地幕です。
なお、写真をよく見ると1985年には列車無線アンテナが設置されていることがわかりますので、模型の設定はこれ以前ということにします。
それではこれでもったいない改修は終わりです。次からはよく考えて購入したいと思います。(^^;