ノートパソコンも長年使っていると機械的にガタが来るのでオーバーホールをしています。ほこりの掃除のほか、ガタついたところにプラ棒を挟んだり両面テープを貼り付けたりと原始的な方法で凌いでいますが、USBコネクタやカードリーダーの接触不良はどうしようもなく、せめてWindows10の次の新OSが発表されるまでは使えたらと思っています。 ところで写真の右に並んでいるのは予備のシステムファンです。 AliExpressで見つけるたびにポチっていたら、予備と予備の予備とその予備という、慎○勇者のような状態になってしまっていますが、ファンの予備が尽きる前にはきっと本体が駄目になっています。(^^; それでは。<(_)>
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JPKI利用者ソフト
昨日に書いた記事を分離しました。10万円の給付金(特別定額給付金)ですが、スマホとマイナンバーカードを使って申請したところ、自治体の方のお仕事が迅速だったので早々と支給されました。ありがとうございます。 ただ、スマートホンをカードリーダー代わりに使ったのですが、これが一筋縄ではいかなかったです。 カードリーダーでの認証に必要なJPKI利用者ソフト(JPKIクライアントソフト)をGoogle Playからスマホにインストールしようとすると、ホームページには対応スマホの機種リストに上がっているのに「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません。」と表示されて、OSのバージョン確認(Android9では駄目なのか?)やキャッシュ削除等、何をやっても先に進めなくなりました。結局、パソコンのGoogle Chromeで使えるダウンローダーでGoogle Playから吸い出したapkファイルをスマホに送信して、「不明なアプリ(いわゆる野良アプリ)」としてインストールすることにより普通に使えるようになりましたが、こんな推奨されないやり方をしないと使えないとは・・・。(ググるとapkファイルを直接ダウンロードするサイトも引っかかってきますが、オリジナルのapkファイルと同一なのか(安全なのか)が分かりません。サイト内の日本語も変ですし。) さらに最近はGoogle Playに公開されているこのアプリのレビュー投稿も低評価過ぎるからか閉鎖されていてユーザーの情報交換ができなくなっていますので、トラブルが解決できずに困っている人は多いんじゃないかと思います。アプリの公開者は「地方公共団体情報システム機構(J-LIS)」となっていますが、真摯な対応をお願いしたいです。
MicroSD→SDカード変換アダプタ 分解
MicroSD→SDカード変換アダプタに何か変換チップのようなものが使われているのか確認したかったので分解してみました。ダイソーの変換アダプターです。ライトプロテクトタグ付きです。
筐体は裏表で溶着されていて、分解するとぼろぼろになりました。 ライトプロテクトタグにも電気的な仕組みがあるわけではなく、最後は写真の変換端子だけが残ります。上がSDカード側で、下がMicroSDカード側です。 microSDカードのほうが1ピン少ないのですが、その分は、SDカードのVss端子の3番と6番をmicroSDカードのVss端子の6番に集めて稼いでいるようです。(SDカードのピン番号は切り欠きの側から9番,1-8番です。microSDカードは同様に1-8番です。) ご存じの方には何を今更といった話ですが、変換チップのようなものは使われていませんでした。 それでは。<(_)>
システムファン 再交換
システムファン 交換
あけましておめでとうございます。 今年も元旦からごにょごにょとしています。 昨年にノートパソコンのシステムファンから尋常ではない音がするようになったので交換します。 パソコンの購入から丸6年間で寿命を迎えたことになります。取り外したファンです。ラベルにはPAAD06015SLとあります。
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ネットショップを検索すると、そのものずばりのファンの他に、同じ型番で形状が異なる安価なファンが見つかります。それぞれの写真の左が取り外したファンで、右がその安価なファンです。取り付けタブの位置や形状が、それぞれ異なっています。また、写真ではわかりづらいですが、ケーシングの形状にも違いがあります。
この安価なファンを使うために、元のファンのケーシングを再利用して、ファンモーター部だけを交換しました。ファンモーターのステーを切断して強引に交換しています。切断箇所はワッシャをつなぎに使って瞬間接着剤で固定しました。別にワッシャでなくても何かの板材の切れ端で良いのですが、パソコン本体の基板との絶縁を考えると金属製の板材よりもプラ板等の樹脂製の板材の方が良いです。
新旧のファンを比べると、新しい方の電線が短いですね。 実際にこれでは短すぎてパソコン本体のコネクタに届きませんでした。
ということで、電線を古いファンのものに交換しました。 また、パソコン本体の基板と当たりそうなところに、念のために絶縁テープを貼りました。
改造したファンをパソコン本体に取り付けてみた写真です。 パソコンの電源を入れたままでファンのコネクタを接続したときに、全開で回ってすぐにゆっくりと回るようになれば成功です。ファンの直下にパソコンの基板が来るので、絶縁には注意を払う必要があります。 ただ、発売から6年経過した現時点でも同形状の交換用ファンが入手できることを考えると、無理をしてこのような危険な工作をする必要はないかもしれません。 では。<(_)> 2019/01/12 追記: 絶縁テープを噛ませたとはいえ、金属ワッシャと基板が近いことが気に入らなかったので、ファンを交換した次の日に、金属ワッシャをプラ板に変更してしまいました。
ファンの3箇所のステー接続部のうち、基板に近接する部分の2箇所はプラ板に交換して、残り1箇所は金属ワッシャのままです。固定には瞬間接着剤を使っています。プラ板を使ったことで、絶縁テープは不要になりました。 当面はこれで運用します。<(_)>
指紋認証リーダー 取付
現在までWindows起動時はログインパスワードを入力していましたが、何だか煩わしくなってきたのでパソコンに指紋認証リーダーを取り付けてみました。ドスパラ系の上海問屋のネットショップで3,000円(税込)位で購入しました。送料無料でした。 ホームページでは「DN-915231 Windows Hello対応 USB指紋認証リーダー(ノートPC向け)」となっていましたが、商品の詳細は不明です。今回購入した製品はノートパソコンのUSBコネクタに直接取り付けるタイプですが、USBケーブルが付属した机上で使うタイプも用意されています。
センサー面側は16(mm)×11(mm)で、厚みは7.5mm位です。
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そのままUSBコネクタに差し込むと、パソコン本体と2mmほどの隙間があいて指紋認証時にグラグラと動いて不安定な感じだったので、厚紙を両面テープで貼り付けます。写真ではエコクラフトの紙バンドを割いたものを使っています。
ノートパソコン側面のUSBコネクタに差したらこんな感じになります。 OSはWindows10ですがドライバの導入は不要でした。設定は、画面左下のWindowsマークを左クリック→歯車マーク(設定)を左クリックして、アカウント>サインインオプション>Windoes Helloの指紋認証から行います。 使用感は快適です。指をスライドさせるタイプではなく、タッチだけで済むタイプですのでなおさらです。 3千円が高いか安いかは評価が分かれるところだとは思いますが・・・。 それでは。<(_)>
Crucial CT500MX500SSD1/JP 導入
KingSpec P3-512の起動直後のフリーズ現象に嫌気がさして、先日、Crucial CT500MX500SSD1/JPに買い換えました。安物買いの銭失いを地で行っています。orzベンチマークはこんな感じです。今のところは安定しています。 速度は求めていません。普通に使えることが一番ですね。 それでは。<(_)> 参考記事:KingSpec P3-512のフリーズ対策
KingSpec P3-512のフリーズ対策
---------(削除しました。)--------- (2018/09/12) 各種の対策が功を奏しなかったので、記事を削除しました。 電源を落として何時間かあけて起動すると決まって1分ほどフリーズを起こします。しかし、その後は安定して動作をします。デバイスの温度に依存しているのでしょうか? 結局、いろいろ試しても改善されないので、Crucial CT500MX500SSD1/JPに買い換えました。(^^; 参考記事:Crucial CT500MX500SSD1/JP 導入
ホームページ 不具合・復旧
2017年5月28日の朝にこのホームページにアクセスしてみると・・・。「データベース接続確立エラー」・・・。なんじゃこりゃ。 調べてみると早朝にレンタルサーバーの機器入替えがあった模様。色々と調査をしてこちらが原因ではないことが分かってきたのでユーザーサポートに連絡をすると、データーの移行に失敗しており復旧させたとの連絡が30日にありました。結局、丸2日間もホームページが見られない状態が続くことになってしまいました。 とにかく元の状態に戻せたので事なきを得たのですが、このホームページは備忘録代わりに作っていて頻繁に見返しており、バックアップをしたのがかなり昔だったこともあって、一時はかなり焦ってしまいました。改めてバックアップはこまめに取っておくべきだと痛感した出来事でした。
アイ・オー・データ機器 HDL2-AA0/E 導入
先日、ファイルサーバーとして使っていたラトックシステムのRS-EC32-CLDがお亡くなりになりました。今回お亡くなりになったRS-EC32-CLDです。丸4年の間、RAID1(1TB×2台)で何の不満もなく使っていましたが、スリープ状態に移行するとネットワークから見えなくなってしまう現象が発生し、とりあえず主電源のオフ・オンで対応していたところ、それから3日ほどで主電源のオフ・オンをしてもLAN経由の一切のアクセスができなくなりました。幸いにもUSB3.0接続でのデータのサルベージは問題なく行うことができ、事なきを得ましたが…。USBでもつながる仕様で良かったです。(^^;
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ということで、後継機として選んだのがアイ・オー・データ機器のHDL2-AA0/Eです。挑戦者ブランド品?と思ってしまうほどシンプルな外装です。今回購入した機種はHDD無しモデルなので、HDDは今まで使っていたものを再利用する予定です。後で書きますが、HDDの再利用が理由で少し面倒なことになりました。
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本体と付属品です。HDDのマウントは、付属の取っ手付マウンターをHDDにねじ止めして、本体の上部の蓋を外して差し込むように行います。蓋はドライバーを使わないで外すことができます。
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本体の重さは943g、HDD(2台)の重さはマウンターを取り付けて1,300gです。合わせて2.2kg超となりますが、組み込んで手に持つとずっしり感があります。
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上部の挿入口を開けてHDDをマウントしたところです。あとは蓋を閉めるだけでHDDが固定されます。
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前面下部にはUSB2.0ポートと電源ランプ、HDDランプがあります。説明書にはディスクアクセス時にHDDランプが緑色に点滅すると書いてありましたが、ネットの情報では点滅はしないようです。(点きっ放しです。) 裏面には冷却ファングリル、電源ボタン、USB2.0ポート、USB3.0ポート、LANポート、ケンジントンセキュリティースロット(盗難防止用)等があります。 なお、前後のUSBポートですが、プリンタや増設HDDがつなげられるようです。
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ちょっと寄り道して筐体カバーを外してみます。 まず、上部3箇所、底部3箇所のビスを外します。側面カバーはコの字形になっており、上部3箇所(1枚目の写真の黄色丸内)のビスと筐体両側面奥(1枚目の写真の左側の上下)の内側にあるツメで固定されており、側面カバーを上に持ち上げてツメを外して広げながら手前に引くように分離します。また、背面と底面カバーは一体になっており、基板・HDD鋼板ケースとは下部3箇所(2枚目の写真の黄色丸内)のビスと内部基板の開口とのツメ(1枚目の赤丸内のツメ)で固定されているので、これを外して基板・HDD鋼板ケースを斜め上に持ち上げるよう分離します。
カバーを外した後の写真です。基板は本体の底面と片側側面にあり、写真に写っているのは側面の基板です。基板右上にRTCバックアップ用と思われるボタン電池が見えますが、交換が出来ないような雰囲気です。
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背面から見た写真と冷却ファンの銘板です。筐体カバーを外してみたのはこれを見るのが理由でした。後でも書きますが冷却ファンがスリープ時にも止まらない仕様なので、温度センサーを自作して取り付けようと思い、冷却ファンの仕様が知りたかったのです。
早速、天井裏に設置して使い始めました。とりあえず気づいた点を書いておきます。 ・起動にはHDDをマウントしてから、ファームウェアのインストールが必要である。 ・ファームウェアはアイ・オー・データ機器のホームページからダウンロードする。 ・ファームウェアの保存媒体はUSBメモリでもUSBカードリーダー+メモリカードでも良い。(1GB以上) ・ファームウェアを本体に導入するときに、電源ボタンを押してから1分間ほどランプが緑色に点滅してから、パペポと音が鳴って橙色の点滅に移行する。(ランプが緑色に点滅することについては説明書に記載が無い。) ・HDDはNTFSフォーマットでないと電源ランプが橙色の点滅に移行してから先に進まない。(HDDのファイル形式については説明書に記載が無い。)(私はここで躓きました。USBメモリ内に残されるログを見ると、HDD内で領域を確保したかしているかで途切れています。しばらく悩んだ末に、マウントしたHDDがexFATでフォーマットされた再利用品だったことを思い出してNTFSにフォーマットしなおしました。(前機種のRS-EC32-CLDはexFAT限定でした。)また、なぜかHDDのボリュームがいくつもの領域に別れており、さらにWindowsの「コンピューターの管理」から消せない領域があったので、コマンドプロンプトから「delete partition override」やらで、フォーマットを行う前にHDDは2台とも単一ボリュームにしておきました。領域消去の詳しい方法はネットで検索すれば分かると思います。それよりも問題なのは、領域消去やフォーマット作業に3.5インチのSATA HDDをパソコンに接続する装置が必要なことです。私は休止させていたデスクトップパソコンを引っ張り出してきて作業を行いましたが、ノートパソコンしか持っていなかったりすると新たな投資が必要となります。) ・HDDを正常に認識しているとHDDランプは緑色に点灯するが、ディスクアクセス時に点滅することはない。(説明書が間違っている。) ・スリープ時にHDDがスピンダウンするが、冷却ファンは止まらない。(説明書に記載があります。事前に知っていましたが、周囲温度が低くても回ったままです。それほど五月蝿くはないですが騒音源となります。) ・本機のUSB3.0ポートに接続した外付けUSB-HDDから本機内部のHDDへのデータ転送速度は40MB/s位で微妙な速度だった。 と、こんなところです。 モードはRAID1に似た特徴を持つ拡張ボリュームにしました。RAID1と違って、データが増えてきたらHDDを差し替えるだけで容量を増やせるらしいので・・・。 それでは今日はここまでです。<(_)>