KATO 253系 先頭車カプラー交換

今回は最近発売されたASSYパーツを使って、KATO 253系 成田エクスプレス(N'EX)の先頭車のカプラーを交換します。


74211C3とZ04L9216です。
1袋の各入数ですが、カプラー(74211C3)は2組、電連(Z04L9216)は10個になります。
当社で運用中の先頭車は6両ですので、カプラー(74211C3)を3袋、電連(Z04L9216)を1袋だけ準備します。


交換前の先頭車両です。


左がカプラー交換後です。連結器のディテールが改善されました。
フラッシュを当てるとパーツの色味の違いがはっきり出ますが、普段の光では気になりません。
と言うか、引退前の連結器は青灰色だったと思いますが、昔は黒色だったのでしょうか?


連結させてみました。
TNカプラーよりは連結面が開きますが、KATO車のTNカプラー化は面倒なので、これで納得しています。
それでは。<(_)>

2019/12/01 追記
ホビーセンターブランドで黒色や灰色の1段電連付のカプラーが発売されました。
色はお好みでと言ったところでしょうか。 
カプラー受を省いて発売したことで、廉価になっているようです。
KATO 221系 先頭車カプラー交換

KATO 221系 先頭車カプラー交換

KATOから221系のリニューアル車が発売されましたが、その際に改良された先頭車(運転台側)のカプラーが別売されましたので、保有する旧製品に装着してみます。(もうすぐ再生産されますね。)

 
フックが無くなったカプラー部分(74191-1C3)と、これに組み合わせる電連(Z04-9216)を用意します。


袋から出してみました。
74191-1C3は2組入りで、Z04-9216は10個入りです。

 
交換は難しくないので、作業中の写真は省略します。
各写真の右が交換前で、左が交換後です。
写真の撮り方が悪いのですが、もう少し斜め上から見ると元のカプラーのフックが電連に置き換わり、見栄えが向上しています。


連結もしっかりされます。


これで今回の作業は終わりです。
この後、223系,225系の交換も予定しています。
さらに2段の電連が入手できたら、他の車両も順次交換していきたいと思います。
では。<(_)>

KATO 253系 先頭車カプラー交換

パワーパック(PWM) 製作

隔月刊誌のN(エヌ)の12月号でパワーパック(コントローラー)の製作記事がありましたので、まねて作ってみました。

 
記事では秋月電子通商の500円くらいのキットを使っていましたが、値段の通りの部品点数が少ないキットです。素組みなら10分程度で組めると思います。(組み立て前の写真を撮り忘れています。)
写真では放熱用のヒートシンクを追加して、ボリュームは別付けにするために取り付けていません。
また、キットのままだとPWMの周波数は10kHzということなので、発振用のコンデンサを1,000pFから510pFに置き換えて周波数のアップを試みましたが、オシロスコープを持っていないので波形が正常に出力されているのか検証ができていません。(^^;
(2019.12.08追記 オシロスコープで観測すると約20kHzの矩形波が出力されていました。)

 
このキットはボリュームを絞っても完全に出力をゼロにできないらしいので、ON/OFFスイッチ付きのボリュームで、絞りきったときに制御電源自体を切るようにしてみました。
つまみと電源スイッチ,方向選択スイッチ(と510pFのコンデンサ)はジャンク箱に転がっていたものです。
なお、スイッチのリングナットは2つとも紛失してしまっていたので、3Dプリンタで印刷しました。

 
ACアダプターは12V2.0Aのものを新たに購入しました。
運転中に短絡事故を起こしてACアダプターに内蔵されているヒューズを飛ばしてしまうと2度と使えなくなって被害が大きいので、パワーパックの回路にポリススイッチを付加します。(1度やってしまったことがあります。)
ポリスイッチは1.1Aのもので、2.2Aで回路を遮断するらしいのですが、ACアダプターのデータシートを見ると3Aまでは流せそうなので、ポリスイッチが作動するまでの短時間の定格超えは大丈夫と判断しました。


あらためて、キットとは別に用意した別売り部品です。(ネジ類やヒートシンク、ケースのゴム足が写っていませんが・・・。)
写真のつまみとスイッチ,電源ランプ用のLED,DCジャック,プッシュターミナルはジャンク箱を漁ったら出てきたもので、つまみやスイッチの形状にこだわらなければ、必要な部材はすべて秋月電子通商で購入できます。

 
この手のキットは基板のハンダ付けよりも、ケースの準備(開口など)の方が面倒くさいのですが、今回は3Dプリンターで印刷しました。
印刷に半日はかかりますが、単純な形状なら設計も難しくなく、ケースの加工が不要なので圧倒的にラクです。
ちなみに印刷時のインフィルは100%です。中途半端に設定すると壁内のわずかな隙間を中空にするためにヘッドがガタガタと五月蠅く動いてかえって時間が掛かったり、出来上がったケースにタッピングネジが利かなくなったりします。


外付け部品の配線に少し時間がかかりましたが、無事に完成しました。
動力ユニットが意外となめらかに走行します。
最近はこの手の工作から少し疎遠になっていたので、勘を維持するのには良かったです。
それでは。<(_)>

TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)2

別にたいした話ではないですが、モハネ582-88の実車の画像とにらめっこしていて気になったので・・・。

 
2枚目の写真の黄線部を少し左に寄せました。
これでも実車と違うところがあるのですが、面倒なので目をつむっています。
もし次回作があるなら、別の方法で別のモノが出来上がる可能性が高いです。(^^;
それよりもインレタを貼らないと。
それでは。<(_)>

TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)

TOMIX 97911 JR583系電車(きたぐに・JR西日本旧塗装)セットにはクハネ581とクハネ583とが収録されていますが、96年と98年の電車編成表を見ると、クハネ581とクハネ583を先頭車とした編成は、
B5編成 クハネ581-33 モハネ583-102 モハネ582-102 サロネ581-5 サロネ581-16 モハネ583-66 モハネ582-66 モハネ583-89 モハネ582-89 クハネ583-28 →大阪
B6編成 クハネ583-27 モハネ583-101 モハネ582-101 サロネ581-1 サロネ581-25 モハネ583-70 モハネ582-70 モハネ583-88 モハネ582-88 クハネ581-36 →大阪
の2つです。(98年はさらに新塗色に変更された後ですが、この間の編成は固定されていたようです。)
しかし、どちらもモハネ582-88か89をつないでいますので、床下を修正することにします。
(今回はB6編成に仕立てる予定です。)

 
前回の新塗色の「きたぐに」にも床下機器の修正を施しましたが、今回はその方法を改良します。
2M化するのに必要な別売りの動力ユニット(0676)には前期形と後期形の床下が付属していますが、前期形の床下をベースにし、そのうちの片側だけを加工します。写真の1枚目がそのまま使う側で、2枚目が修正する側です。

 
まずはこんな感じになります。(写真を撮った後に機器の配置を少しずらしました。)
機器の移動や切削で穴が空くところは光硬化パテで埋めています。
移植した後期形の機器は型想いとプラリペアでコピーしたものです。

 
あとはタンクを取り付けるのですが、サハネ581のタンクをコピーして、半分に割ったタンクを作ります。


空いたスペースにタンクを取り付けて造形ができました。
(写真を撮った後に機器の配置を少しずらしています。)

 
仕上げにブラックで塗装して、つや消しクリアを吹きました。
これで、モハネ582-88の床下のできあがりです。
ちなみに相棒のモハネ583-88は後期形の床下です。
あとパンタグラフですが、編成表を見ているとこの塗色とシューの先が細いパンタグラフとの組み合わせは、ごく短期間だけですがあったようです。ということで交換しようかどうしようか検討中です。
では。<(_)>

追記:「TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)2」(2019/09/17)

TOMIX シキ1000 積荷製作

TOMIXのシキ1000に載せる積み荷を作ってみました。


元々は剥き出しの変圧器が付属していますが、TOMIXの変電所キットの変圧器と同じに見えますので、流用品のようですね。
実車の写真では変圧器は運搬用のケースに収められている姿で運ばれているようなので、これを作ってみます。


試作品を印刷しました。
灰色のPLAを使って、積層ピッチ0.1mm,速度10mm/sで印刷しています。


組み立ててみました。と言っても瞬間接着剤でくっつけただけです。
プリンタの性能か、プリンターの組み立てに失敗しているのか、積層痕や鬆が目立ちます。印刷の設定をいじると改善されるかもしれませんが。
積層痕を消すのが面倒でほとんど処理をしていませんが、当然やった方が良いです。

 
軽く塗装をしてみました。
遠目に見るとらしく見えますが、積層痕が目立つので、現状では3Dプリンタに頼るよりもプラ板を切り出して箱組みした方が良い感じに仕上がりそうです。
とは言え、3Dプリンターの設定はもう少し研究してみます。
では。<(_)>

TOMIX シキ1000 ブレス取付

TOMIX 2773(2735) シキ1000 にブレスを取り付けてみます。


2773 シキ1000 です。最近の銀車輪ロットです。

 
実車では荷台の奥にブレス(×形の部材)が見えますが、模型では省略されています。

 
3Dプリンターで適当に印刷して、エナメル塗料のつや消しブラックのペンで塗装し、木工用ボンドで車両に貼り付けました。上部の横梁と下部の両端2点での接着になります。ちょっと手前過ぎる感じもしますが、奥の上部にある梁のモールドとの兼ね合いでこの位置になりました。
印刷した部品の厚みは0.8mmで、もう少し薄い方が実感的ですが、これ以上薄いと部品の強度がなくなって扱いにくいです。手間でなければ薄いプラ板を切り込んで作った方が良いかもしれませんが、今回は3両分を用意するのが面倒で、3Dプリンターを使いました。

 
こちらは、品番が2735のプラ車輪ロットです。箱の裏のロゴが懐かしい「TOMY」になっています。
車輪以外は現行ロットと形状に違いはないようなので、同様に作業を行いました。


写真は1両ですが、3両とも取り付けて終わりです。
次はそれらしい積荷でも作ってみたいです。
では。<(_)>

TOMIX 500系 窓ガラス追加

TOMIXの500系は何度か生産されていますが、所有しているのは旧品番(9282 92083 92084 2872 2876)の車両になります。これはこれで古くてもフォルムは問題ないと思っていますが、可動幌の部分の窓ガラスが省略されているのが難点です。


よく見るとちょっと気になる・・・。
知らないと窓パーツの欠落かと思ってしまいますね。
最近の生産では改善されているようですが。

 
この旧製品の窓ガラス問題を解決するパーツとして、TOMIXからPG6119 窓ガラス(500系用車端部ガラス)セットが発売されています。TEC STATIONだと税込み送料別で3,024円です。模型店の通販で購入すると送料込みでこれくらいの価格で買えます。そもそもが足りない窓ガラスへの対応と考えると高い買い物です。
このセットの内容ですが、出入口扉の細窓用の窓ガラスパーツ20個(17個使用)と、グリーン車のうち車端部に大窓がある2両分の窓ガラスランナーが入っています。

 
細窓の窓ガラスパーツと、これを取り付けた写真です。


ガラスパーツを取り付けてみます。
見た目にうまく取り付けられたように見えても、組み立てると可動幌がスムーズに動かないときがあるので、そのときはもう一度バラして窓ガラスパーツを取り付け直します。


大窓ガラスパーツのランナーです。他の窓との一体成形になっています。ランナーから切り離してもとの窓ガラスパーツと入れ替えます。


なお、窓ガラスランナーは2組ありますが、形状と刻印されている番号が違います。
8号車用が2870,10号車用が2871です。

 
今回は単に窓をはめるだけの作業で、最初からはめておけよ!と言いたくなりますが、何か大人の事情があったのかもしれません。
ついでに放置していた号車番号と車体番号のインレタを転写し、屋根のガイシとジョイントカバーを取り付けて500系の整備を終えました。
しかし、16両フル編成ではさすがに貸しレイアウトでの運転になりそうです。
それでは。<(_)>

TOMIX 500系 ヘッドライト電球色LED化

LEDネタが続きますが、500新幹線のヘッドライトを電球色LEDに交換します。


オリジナルの状態です。
ヘッドライトがトミックスオレンジです。しかも暗い。(^^;
テールライトも暗いですね。


取り外したライト基板です。
LEDは2つとも写真の下の方がアノード(+)側です。
基板の電極部品が落ちやすいので、なくさないように気を使いました。


LEDを交換しました。左から電球色,赤色です。
赤色LEDには高輝度形を使ってみたのですが、明る過ぎたのでジャンク箱にあった輝度の低いものに再交換しました。それでも元のLEDよりは明るくなっています。
なお、抵抗は1kΩに変更しています。


基板を元に戻して出来上がりです。
綺麗に点灯しています。
しかし500系はかっこいいですね。
当社の方針として新幹線車両は保有しないようにしているのですが、500系は例外です。
ではでは。<(_)>

KATO 253系 灯火類LED化

KATO 10-408,409 253系 成田エクスプレスの灯火類をLED化します。

 
元の光源はすべて電球です。これが悪いというわけではないですが・・・。


それでは作業に取りかかります。
まずはボディーを外します。

 
ライトユニットから施工します。
床板から外して、基板の電子部品を除去します。

 
電球色LEDと赤色LEDに取り替えます。
短絡防止のために、黒色のチューブは再利用します。
LEDのリード線は電球より太いのでちょっとキツいですが、何とか通せます。
1枚目の写真には写っていませんが、1kΩの電流制限抵抗も取り付けます。
部品のリード線は既存の穴を通しますが、キツい場合は1.0mmから1.2mmのキリで広げます。
また、床板に組み付けたときに電球色LEDが左上を向くようにすれば、種別表示灯の明るさの左右差が少しだけ改善されます。

 
次に室内灯です。
白いベースパーツから電球を外します。

 
先日購入した無極性LEDを使います。これに電流制限抵抗を足すだけで、整流は不要です。
普通のLEDとブリッジダイオードの組み合わせでも良いのですが、ブリッジダイオードの設置スペースと電圧降下がもったいないので使いません。
とりあえず、写真のようにLEDと電流制限抵抗(1kΩ)をベースパーツに取り付けます。
なお、このLEDはツバ付きでしたが、実装するのにツバが邪魔になったので、ニッパーで削ぎ落としています。


車両本体に組み付けるとこんな感じです。

 
出来上がりの写真です。
種別表示灯の明るさに若干の左右差が見られますが、目をつむりました。
室内灯は全車両を白色としましたが、もしかしたらグリーン車は電球色だったかもしれません。
253系のグリーン車は1度きりの乗車なので記憶が曖昧です。
ちなみに、コンデンサを取り付けていませんが、走行させてみると常点灯は効きます。
後方の前照灯のちらつきは観測していませんが、そのときはサージキラーを施工します。
それでは。<(_)>