山陰本線(西半分)乗車(1)

熾烈な争奪戦の中、運良く「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」に当選したので、日帰り旅行に行きました。


きっぷ本体より、ご案内や駅レンタカー利用券が大きいのはご愛敬です。
行き先としては、アルペンルート,三江線,SL「やまぐち」号を考えていたのですが、天気が悪いのでアルペンルートが脱落。三江線は激混み、やまぐち号は進行方向逆側の席しか確保できずということで、結局、当日の新幹線に乗る前に座席が確保できた「○○のはなし」号に乗車することになりました。(ちなみに「○○のはなし」号は全車指定席で今回のきっぷでは乗車できないので、指定券と乗車券が別途必要になります。)
今回は、ネームドトレインでの長門市-幡生間の乗車,仙崎支線の乗車,通過難易度の高い益田-長門市の乗車がポイントです。

 
新大阪駅から始発のみずほ601号に乗ります。発車15分前で自由席の2列席(窓側)は空いていなかったです。10分前だと3列席(窓側)も怪しかったです。最終的には座席に座れない人もたくさんいました。(指定席も満席というアナウンスがありました。)

 
いきなりですが九州に上陸です。(^^)v
駅のスタンプを稼いで在来線を使って下関まで戻りますが、新幹線と違って在来線はJR九州管内になるので、乗り放題きっぷの区間外になります。JR西日本の駅であるはずの下関駅はICOCAに対応していない割にはSUGOCAに対応しており、SUGOCAエリア(福岡・佐賀・大分・熊本エリア)内の乗降ということで、小倉-下関間はICOCAで乗車できました。

 
小倉駅の発着車両は賑やかです。


しばしの間、列車を眺めていました。


乗車するのは、交直流区間を走ることのできるこちらの415系です。

 
発車して右側に見える貨物ターミナルを眺めているとすぐに門司駅です。


ここから関門トンネルで再び本州に戻ります。
ちなみに関門トンネルに入る手前の構内に、交直流のデッドセクションがあります。

 
10分ちょっとで下関駅に着きました。門司方面を結ぶ列車が結構な頻度で発着しており、下関駅以東の列車本数の少なさとは対照的です。また、ICOCAでなくSUGOCAが使えることも考えると、下関は九州の一部と言っても良い感じがします。

 
10分くらいで新下関駅に到着しました。快速「○○のはなし」号はこの駅が始発になります。

 
発車は6番線(といっても在来線は4・6番線しかないのですが。)からですが、混雑を避けるためなのか、乗車位置が少し上り方(階段の裏)にあります。

 
定刻(9:59)の3分前くらいに神戸方から入線してきました。
列車は2両編成で、写真の下関方が1号車になり、順にキハ47-7004+キハ47-7003になります。
Wikipediaによると、今年の1月までは、「みすゞ潮彩」号に使われていた車両を再改造したとのことです。

 
まずは2号車からで、日本が憧れた西洋をモチーフとした洋風の内装になっています。こちらには売店カウンターが有り、下関駅から販売員が乗車し、準備を整えて営業開始となります。

  
なんと座席が全席海側に向かって配置されており、山側となる座席も海側に向かってすわることになります。(山側・海側は山陰本線内の向きです。)

 
次に、今回予約が取れた1号車です。こちらは西洋が憧れた日本がモチーフになっています。この車両には多目的スペースと物産等の展示ケース、トイレが設置されています。

 
座席には畳が使用されており、なんとなく落ちきます。また、足置きが畳なので、靴を脱いでホッとできます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(2)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人