KATO 50系51型客車 カプラー交換

KATO 50系51型客車のカプラーをTNカプラーに交換します。TNカプラーは台車マウントタイプを使います。
本来なら機関車と連結する箇所だけで良いのですが、客車1両の超ローカル運用等の様々な編成を考えていたりするので、保有しているオハフ4両、オハ4両の計8両すべてを交換します。その分、ほかの種類のカプラーが持つ連結しやすさを犠牲にすることになりますが・・・。

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まずオハ用台車を作ります。
プラ板を2.5mm×5mm×t1mmで切り出し、中心にφ1.1mmで穴を開けます。その後、両端を黒色で着色します。

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写真のように、このプラ板をTNカプラーとともに台車のカプラーポケットに収めます。もとのカプラースプリングは使いません。このようにプラ板を組み込むと、TNカプラーがカプラーポケット内で固定され、連結しやすくなります。

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次にオハフ用台車を作ります。機関車は必ずオハフと連結させる前提です。
TNカプラーのおしりの出っ張りを除去し、もとのカプラースプリングとともに台車のカプラーポケットに収めます。TNカプラーの出っ張りをカットするのは、推進運転時に台車のカプラーポケット内のスプリング固定用の出っ張りと干渉し合い、ポケット内での首振りがうまくできずに脱線するからです。なお、オハ用台車と違ってTNカプラーを固定するプラ板がないので、連結時にはカプラーが逃げてしまい連結しやすさが損なわれてしまいます。

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それぞれの台車を車両本体に組み直します。1枚目の写真がアーノルドカプラー時、2枚目の写真がTNカプラー時の連結間隔です。正直なところ、わずかな差しかありません。これ以上間隔を詰めるとS字カーブでボディー同士が干渉してしまうので、これが台車マウントカプラーの限界のようです。本気で連結間隔を詰めるならば、カプラーポケットをカットしてボディーマウントTNカプラーを接着剤等で貼り付けるしかなさそうです。

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C280のS字カーブを試走させてみます。うねうねと滑らかに走って行きます。
これで、先にいじったED76-500番台とともにレッドトレインの整備が終わりました。

KATO ED76 500番台 カプラー交換,整備

今日は先日入線したED76-500番台のカプラーの交換とナンバープレートの取り付けをします。

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まず、標準で付属しているアーノルドカプラーをTNカプラーに交換します。構造的にそれほど難しくはなさそうです。使用するTNカプラーの品番は0391です。

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TNカプラーの組み立てですが、あとでダボ穴を広げることでカプラー固定用の心棒穴を開けるために、あらかじめ邪魔になるダボをカットしておきます。
また、ダボをカットした分の強度を確保するために相手の方には瞬間接着剤を塗っておきます。(説明上2枚目の写真のパーツに塗布としていますが、実際には1枚目の写真のパーツのダボ部に塗布した方がやりやすいです。)

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組み立てたTNカプラーの根元の出っ張りをカットして、瞬間接着剤のノリをよくするためにヤスリで荒らしておきます。
その後、ダボをカットした担保として、補強のために付属のスペーサーを瞬間接着剤で固定します。

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スペーサーの接着後、カプラーのおしりにプラ板を瞬間接着剤で接着します。このとき、左右両端の隙間は接着剤で盛るようにしておきます。プラ板は手持ちの1mm厚のものを使いましたが、あとでガシガシ削りますので、0.5mm厚くらいでも良さそうです。(使ったプラ板のおよその寸法は、長さ3.5mm×高さ2mm×厚さ1mmです。)
接着剤が固まったら、カットしたダボの穴を利用して機関車のカプラーベースの心棒に通すための穴を開けます。キリはとりあえず1mmを使います。なお、カプラーが若干上を向くようなイメージで斜めに穴を開けると、組み付け後の仕上がりが良くなるようです。(カプラーがお辞儀しなくなります。)

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続いてカプラーのおしりのプラ板を整形します。プラ板を薄く削り、板バネのセンターの折り目が入り込むようなイメージで真ん中を凹ませます。なお、プラ板が左右に長いと首を振りませんので、その場合もカプラーベースとの現物あわせで削っていきます。カプラーを板ばね無しでカプラーベースに組み込んだときに、傾けてカプラーが自然に首を振ってくれるようなら合格です。どこにもアタリがないのに動きが悪い場合は、いったんカプラーを取り出して心棒穴を1.1mmのキリで広げます。
ここまでの作業が終わったら、カプラーベースに板バネ、カプラーの順に組み込みます。プラ板が上手に削れていると板バネを押さえて避けなくてもスルッとカプラーが納まります。

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できあがりはこんな感じです。もし、機関車に組み付けて首振りが固くなるようでしたら、カプラー(根元)の下面を削って調整します。下面を削るのは、カプラー本体が標準よりわずかに高めになっているからですが、首さえ軽く振れるならば放っておいても実用上の問題はないです。ついでに瞬間接着剤やヤスリがけで白化した箇所およびプラ板を黒色で着色すれば完璧です。

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今回の方法の場合、連結器の出っ張り具合はTNカプラーのボス穴位置に依存するために固定となりますが、線路状態や連結相手によって脱線する等の不具合が起きる場合は、TNカプラーのおしりに厚めのプラ板を接着してこれに穴を開けると、出っ張りを大きくすることができます。また、写真の品番0396のカプラーを使うと、カプラーの根元に開いている大きな穴を塞いで必要な場所に穴を開けることで、出っ張り具合を今回と比較して前後させることができます。この品番0396のカプラーを使った方法は、また別の機会に・・・。と言っても大した話ではありませんが。

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あと、今回は瞬間接着剤を多用していますが、アロンアルファEXTRA2020という製品を使用しています。ちょっとお高いのですが、一般の瞬間接着剤よりもTNカプラーのPOM(ポリアセタール樹脂)に対する接着力が期待できることと、白化現象があまり起きない(起きないわけではない)ので愛用しています。

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次にナンバープレート類の貼り付けです。

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貼り付けてみました。けど何か違和感があります。

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これは保存車両の写真ですがブロック式ナンバープレートです。ナンバーがボディーに対して面一(ツライチ)ではありません。違和感の原因はこれですね。(ネットで画像を検索してみると517番もブロック式のようです。)

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ということで、ナンバープレートパーツの裏にビニールテープの断片を貼り付けてスペーサー代わりにしてみます。ナンバープレートがせり出し過ぎるようなら両面テープ等の薄いものに換えてみて下さい。

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めでたくブロック感が出せました。ナンバープレートがポロリされると困るので、軽く木工用ボンドで固定しています。
これで今回の整備は終了です。

KATO DD51 500 中期 耐寒型 整備

整備と言ってもKATO DD51 500 中期 耐寒型にナンバープレートを取り付けてTNカプラー化するだけです。

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メーカーズプレートは「日立」が印刷済みとなっているので、付属のナンバーでは702か718が該当すると思いますが、今回は702を選択しました。写真はブロック式ナンバープレートについて参考に掲載したものです。ネットで調べるとDD51-702もブロック式ナンバープレートだったようで、ナンバープレートパーツの裏に両面テープを貼り付けて、その厚みでボディーから浮かすようにして取り付けます。(そのまま取り付けるとナンバープレートがボディーと面一になります。)
 
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ナンバープレートを取り付けた写真です。ブロック式っぽくなっているでしょうか。ついでにTNカプラー化(←クリックしてください。関連記事に飛びます。)も行っています。

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これで機関車の準備ができました。あとは手つかずの利尻セットを整備するだけです。

KATO DD51 500 中期 耐寒型 入線

利尻セットを買って牽引機を調べていくうちに、北海道のDD51にラジエータカバーがない機体が多いことが気になり出し、結局のところKATOから出ていたこれを買ってしまいました。
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付属品はナンバープレートとナックルカプラー×2です。メーカーズプレートは「日立」が印刷済みです。
ナンバーは675,681,702,718ですが、メーカーズプレートが「日立」なので、702,718が該当すると思います。
同じ中期耐寒型で3灯形も発売されていますが、好みではないのでこちら(2灯形)を選んでいます。

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屋根です。

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特徴のあるラジエータ部分です。細密な感じがして、良く出来ていると思います。
ラジエータカバーがないと正直なところ貧乏くさい感じがしてあまり格好が良いとは思いませんが、北海道の500番台はかなりの確率でカバーが外されていたようなので、北海道をイメージするには不可欠なモデルです。
当面の課題はカプラーをどうするかで、当社標準のTNカプラーに改造するか、北海道の列車はKATOナックルカプラーに統一するかで悩んでいます。

KATO 115系300番台 横須賀色 4両基本セットほか 入線

買いそびれていたKATOの115系300番台 横須賀色が中古で安く手に入ったので、今更ですが入線となりました。

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購入したのは、
KATO 10-1271 115系300番台 横須賀色 4両基本セット
KATO 10-1272 115系300番台 横須賀色 4両増結セット
KATO 4862-1 クモニ83 800番台 横須賀色(T車)
KATO 4867-1 クモユニ82 800番台 横須賀色(M車)
で、クモユニ82だけは新品購入です。 115系セットの車番・付属品、編成例は画像の通りです。 シールの収録内容は、前面行先表示:新宿・立川・高尾・河口湖・塩山・甲府・韮崎・小淵沢・松本・長野(各3)と前面運番表示:424M・3528M・538M・529M・334M・539M・331M・341M・433M・441M(各3)です。 クモニ83の車番はクモニ83803です。前面行先は松本が両端に取付済み、ほかに荷、無地(各2)が付属しています。クモユニ82の車番はクモユニ82800です。前面行先は新宿が両端に取付済み、ほかに荷、無地(各2)が付属しています。

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画像の1枚目の左が今回のKATO製で右が比較用のTOMIX115系1000番台です。KATO製は付属品を取り付ける前ですが車体右下にジャンパ栓が表現されています。TOMIX製は表現すらされていません。TOMIX製はクリーム色も薄いです。KATO製は灯火類がわずかに大きく感じますが、手に取ってみると違和感はないです。
2枚目は左がクモニ83で右がクモユニ82です。ぱっと見には区別がつきませんが、よく見ると作り分けられていることがわかります。

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クモハ115-306です。

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モハ114-334(T車)とモハ114-349(M車)です。

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サハ115-313とクハ115-358です。

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クモニ83803(T車)とクモユニ82800(M車)です。双方の床下の造形は同じなので、気が向いたらクモニ83とクモユニ82相互でM車とT車を入れ替えることができそうです。

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入線の記事はこれで終わりです。 今後の整備としては、付属品の取り付けのほか、現在の連結鉤の付いたKATOカプラーを今夏以降に発売予定の連結鉤のないKATOカプラー(飯田線シリーズに取り付けられているような連結器です。)に取り替えることを予定しています。

TOMIX 14系 サロンカーなにわ 入線,整備

ツアーで乗車する機会があり、それ以来オークションを物色していたのですが、やっと安値で仕入れることができたサロンカーなにわです。これにちょこっとだけ手を入れます。
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品番は92819です。TOMIXのサロンカーなにわは何度か改良されていますが、屋根上のベンチレーターが別パーツの最新世代です。

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車番と付属品は写真の通りです。テールライトレンズがユーザー取り付けというのは反則ではないでしょうか。(取り付けが結構面倒です。)

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まず手を付けるのはカプラー交換です。編成端はTNカプラーにしますが、編成の中間は予算の関係でKATOカプラーを使用します。

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編成の中間ですが、1枚目の画像の上がTNカプラー化した場合で、下がKATOカプラー化の場合です。やはりKATOカプラーだと少し間隔が広いのですが、許容範囲だと思います。逆にTNカプラーなのに思ったほど間隔が詰まらない方が問題かもしれません。2枚目がKATOカプラー化後に側面から見たときの写真です。

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編成端については、そのままの状態では各端部がアーノルドカプラーとダミーカプラーになっていますので、TNカプラーに変更する場合は、アーノルドカプラー側の台車枠のカプラーポケットを切断する必要があります。しかし、買ったばかりの車両の台車枠をぶった切るのに抵抗があったので、部品取り用に確保してあったオハ24-700から台車枠を流用します。2枚目の写真でわかるように、クーラーのモールドが甘々のかなり古いロットのオハ24-700で、旧集電の台車がついていますが、特に問題なく流用できました。

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流用したTR217台車の台車枠です。2枚目の写真の通りにポケットを切断します。

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左が台車枠を交換してTNカプラー化したもので、右がダミーカプラーのままの状態です。
やはりダミーカプラーの方が見栄えが良いので、両端ともTNカプラーにしてしまうかは考え中です。

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次に、輝きすぎるライトの減光を行います。方法は単純で、ライトユニットのテールマークとテールライト部分に白いシールを貼るだけです。シールの厚みは、実際に試してみてお好みの厚さを決めてください。
1枚目の写真が元の状態で、2枚目の写真がシールを貼った状態です。

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1枚目の写真が減光前で、2枚目の写真が減光後です。わかりにくいですが、2枚目の方がテールマークの文字が読めるようになっています。
光り方が眩しいほかに、写真の通り光漏れが激しいのですが、かなり根本的な構造上の問題で、これを修正する気にはなりませんでした。

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最後にテールライトレンズに色を入れます。1枚目の写真は付属のテールライトレンズをそのまま組み込んだ写真ですが、もともと透明な部品なので死んだ魚の目のように白くなっています。(光源に赤色LEDを使用しているために光ると赤色になります。)2枚目の写真が実車のテールライトの不点灯時の様子ですが、しっかりと赤色になっていますので、これを再現します。

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テールライトレンズを外し、弾いてなくさないようにセロハンテープで固定してから、クリアレッドで先っちょを赤く塗ります。乾燥したらまた組み込みます。

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レンズの色入れ後に組み込んだ写真です。やはりテールライトは赤くないと締まりません。いい雰囲気になったと思います。

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EF81のカプラー整備が終わっていないのでイメージ写真です。DD51との朱と緑のコントラストも好きですが、トワイライト色のEF81とのこの統一感が痺れます。
簡単ですがこれで今回の整備は終わりです。

春の嵐の後で 桜と菜の花

桜と菜の花は私の好きな花で、開花が終わってしまう前に写真に撮らなきゃと思っていたのですが、このところの用事がやっと落ち着いたのでいそいそと外へ出てみました。
昨日はひどい天気でしたが、今日は晴れ時々曇りといった感じでまずまずの天気でした。

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昨日の大雨・強風で、結構な数の桜の木が坊主に近くなってしまったのですが、まだまだ満開状態の木も残っていました。
菜の花は昨日の天気で散ったというより、そろそろお終いという雰囲気です。
ぼちぼち花の見頃も終わりかなと思ったのですが、そういえば大阪の造幣局の通り抜けが今日から14日までなので、桜についてはそうでもないのかも知れません。

TOMIX TCS電動ターンテーブルⅡ プログラム改修

TOMIX TCS電動ターンテーブルⅡの制御マイコンのプログラムを弄って、回転速度に変化を付けてみました。

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これをオークションで仕入れた時期は、ちょうどKATO製のターンテーブルが発売されたときでした。見た目はKATO製の圧勝でしたが、車庫を含めたトータルの大きさが大きかったり配線の自由度が低いような気がして、TOMIX製を選びました。
しかし、見た目のほかに「駆動音が騒がしい」,「回転速度が定速」なのはTOMIX製の大きな欠点で、今回はKATO製のように回転速度だけでも変化をつけてみようと、制御マイコンのプログラムを弄ってみました。

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コントローラ裏の写真です。四隅の黒いゴム板をはがすとネジが隠れています。ゴム板は両面テープで貼り付けているだけなので、あとで貼り直します。

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コントローラーを分解すると、1枚目の写真のようにカバー、底板、基板に分かれます。2枚目の写真が基板上の制御マイコンのアップです。マイクロチップ社のPIC16F628Aが使われています。今回はこれを何とかします。
クセのある図で申し訳ないですが「回路図(PDF)」と「タイミング図(PDF)」です。(←文字をクリックしてください。)
このコントローラーには2モーター(回転用と位置ロックピン用)を1チップで制御できる変わったモータドライバが使用されており、回路はシンプルにできてます。一方、タイミング図を見ると回転動作から停止するときに、若干ですがPWM制御で回転速度を落としていることがわかりますが、目をこらして回転の様子を見ていてもわかりません。回転の仕方を実感的にするためというよりは、急制動で何かしらの悪影響がでないようにするための制御のようです。とりあえず、このPWM制御を拡張することで、動き出しと止まる前はゆっくりと動くようにして、回転を実感的に見せようと思います。

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プログラム開発の途中の様子です。冒頭で制御マイコンのプログラムを弄ると書きましたが、一から開発しています。開発はMPLAB-X IDE上でフリーのXC8を利用し、PICkit3を使って10日ほど掛けて行いました。また、オリジナルの制御マイコンのPIC16F628Aはそのまま保管し、たまたま以前から確保していたPIC16F648Aを使っています。
プログラムの大枠としては、転車台の位置が始点または終点から15度以内で36%、30度以内で60%、これ以上の角度で100%の速度(デューティー比)にして回転させることにしました。最初はキャリア周波数を20kHzにして試行錯誤を繰り返していたのですが、回転速度が50%を下回ると突っかかったように止まってしまうことが多くなり、キャリア周波数を1.25kHzに下げて回転速度を36%まで下げることにしました。できればもう少し回転速度を下げたかったのですが、これ以上下げるとキャリア周波数をどう調整しても回転の途中で頻繁に止まってしまい、断念しました。ギヤ音がうるさすぎるのか、キャリア周波数を可聴域までに下げたことによるモーターの唸り音は聞こえません。

回転の様子を動画にしてみました。正直なところ動画ではわかりづらいのですが、買ってきたままの状態よりはマシになっていると思いたいです。(^^;
ついでに電源を切っても現在位置を記憶し続ける機能と、コントローラーのLEDの位置がターンテーブルの位置とずれているときに、手動で合わせる機能を付加しています。
番の問題である回転時の騒がしい駆動音だけはどうしようもなかったですが・・・。(T_T)

KATO 14系500番台 寝台急行「利尻」8両セット 入線

楽しみにしていた『KATO 14系500番台 寝台急行「利尻」8両セット』が入線しました。 

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郵便荷物車+荷物車+寝台車×2+座席車×4の計8両で構成されたこのセットですが、編成例として「利尻」のほか、組み替えて「宗谷」「天北」「大雪」が挙げられており、色々と遊べるとてもお得なセットです。当然、変換式トレインマークにも「利尻」「宗谷」「天北」「大雪」が収録されています。
付属品は、ドライバー×1,アーノルドカプラーセット×1,ナックルカプラー×3,ジャンパ栓×1,ジャンパ栓付カプラー取付台(スハネフ14用)×1,ジャンパ栓付カプラー取付台(スハフ14用)×1,行先表示シール×1で、行先シールには、「利尻・宗谷・大雪 札幌行」,「天北 稚内行」,「大雪 網走行」の5種類が収録されています。車両には「利尻 稚内行」があらかじめ印刷済みです。車両番号は、スユニ50-502(札サウ),マニ50-2168(大ミハ),スハネフ14-504,オハネ14-503,オハ14-526,オハ14-535,オハ14-519,スハフ14-554です。

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スユニ50-502(札サウ)です。

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マニ50-2168(大ミハ)です。海を渡ってきたんですねぇ。

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寝台車を代表してスハネフ14-504です。近頃は寝台梯子が当然のように表現されていますね。

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座席車を代表してスハフ14-554です。

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屋根を俯瞰した写真です。上からスユニ50,マニ50,スハネフ14,スハフ14です。個人的にスハネフ14(とオハネ14)のリブ?が好みです。ベンチレーターが別パーツ化されるのはいつになるのでしょうか。

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床下の写真です。上からスユニ50,マニ50です。

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説明書に記載の編成例です。一番のお気に入りは「大雪」ですが、好きな列車ばかりなので、なかなか遊び甲斐がありそうです。久々にわくわくする買い物でした。

KATO 285系 サンライズエクスプレス 室内灯修繕

前に整備したKATO 285系で、室内灯に気になる(破損している)部分があったので修繕することにします。
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保有している285系2編成のうち1編成は、室内灯付きでオークションで入手した中古品なのですが、なぜかクハネ285(のうち1両)の室内灯のプリズムが根元で割れてセロハンテープで連結されており、ほかの車両と比べて明らかに室内の明るさが落ちてしまっていました。これを何とか取り替えたくても、2階建て車両用に湾曲した特殊なプリズムであり、1本だけ入手する手立てがなくて半ばあきらめていました。ところが先日、同じKATO製のE26系カシオペアに室内灯を取り付けたのですが、プリズムが余分に入っており、もしかしたら使えるかもと思いこれに取り替えてみることにしました。
画像の上が元の割れたプリズム、下がE26系用の新しいプリズムです。明らかに形状が違いますが、新しいプリズムの先の穴が空いている部分は、そもそも運転席部分のライトユニットに干渉するためにほとんど折り取ってしまうので問題はないです。
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もともとE26系カシオペアのプリズムには車両により1枚目の画像の上のAタイプと下のBタイプの2種類が用意されているのですが、クハネ285に使用するのはAタイプです。AタイプとBタイプを比べると、それぞれ2枚目の画像の(B)の部分の湾曲のキツさが異なり、クハネ285に使おうとするとBタイプは室内パーツに干渉するためにAタイプしか使えませんでした。実のところ、Aタイプのプリズムも2枚目の画像の(A)の湾曲部分が室内パーツにわずかに干渉するのですが無視できる範囲でした。
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プリズムを組み込み、車両を元通りに組み上げると、無事に室内の明るさが改善されました。
以上、汎用性のない小ネタでした。(^^ゞ